2019年の11/19~12/6まで、南米のチリとペルーを旅してきました。
今回の旅の目的は、星で有名なアタカマ砂漠、町中がアートのバルパライソ、自然が生み出した秘境マーブルカテドラル、そして空中都市マチュピチュを訪れること。
アタカマ砂漠はチリ北部のアントファガスタ州に位置します。
世界で最も雨が少なく、平均標高が2,000メートルと、天体観測に適した条件が揃っていることから、絶景の星空が見れるところとして有名な場所です。
そのアタカマ砂漠への観光拠点となるのが、サンペドロ・デ・アタカマと呼ばれる小さな町。
南米旅行第1日目はニューヨークを出発してサンペドロ・デ・アタカマを目指します。
下記ブログの内容は2019年11月時点での情報となります。
使用している為替レート:
1チリペソ(CLP)=0.14円
ニューヨークからチリ・カラマ空港へ
<2019年11月19日>
空の旅の始まりはNY・クィーンズ区にあるラガーデイア空港。
NYからチリのサンティアゴまではアメリカン航空を利用しました。
途中マイアミ(2時間)チリ・サンティアゴ(3時間)での乗り継ぎを含めておよそ13時間半の移動です。
<2019年11月20日>
機内泊を経て翌日、サンティアゴ空港には予定より30分前に到着。
チリでの入国・税関検査を終え、ここから更に国内線のSKY Airlineに乗り換えてカラマ空港に飛びます。
サンティアゴ空港の入国、乗り継ぎに関しては下記のブログをご参照くださいね。
出発ロビーでチェックインを済ませるところまではスムーズだったのですが、その後、待てど暮らせど出発案内にゲート番号が出てきません。
ふと、手元の搭乗券を見直してみると、12:55pm出発の予定が15:45pmになっていることに気が付きました。
何かの手違いかと思い、慌ててチェックインカウンターに戻って確認したところ、12:55pmのフライトは機体の都合で遅れているとのこと。
朝8時半にチリに入国してから空港で待つこと7時間…さすがに疲れてぐったりです。
カラマ空港からサンペドロ・デ・アタカマへ
サンティアゴからカラマ空港までのフライトは約2時間。
カラマ空港の正式名称はエア・ロア空港(Aeropuerto El Loa)、航空券検索の際の空港コードはCJCです。
現在の旅客ターミナルは2014年に完成したもので、隅々まで綺麗で明るい空港でした。
到着ロビーには送迎会社のカウンターやレンタカー、両替所があります。
空港からサンペドロ・デ・アタカマまでの移動はタクシー、ミニバス(乗合バス)、ローカルバス、レンタカーのいずれか。
その中で、一番安いのはローカルバスなのですが、運行頻度や所要時間はあまり便利ではない様です。
少しでもコストを抑えたい場合は、カラマ空港からはミニバスを利用して、サンペドロ・デ・アタカマから戻ってくる時はローカルバスにすると好いかも知れません。
ミニバス(乗合バス)に関して知りたい方は下記のブログを参考にしてみてくださいね。空港は異なりますが、予約する際のカウンターの様子や要領はさほど変わりません。
ちなみにカラマ空港にあるミニバス会社は下記の4社。
- PAMPA EXPEDITIONS
- TRANSVIP
- Trans Licancabur
- Transfer Andio
空港からサンペドロ・デ・アタカマの町に入るまでの所要時間はおよそ1時間です。
お値段は各社とも1人片道12,000チリペソ(1,680円)、往復20,000チリペソ(2,800円)でした。
私は前もって宿泊先に送迎サービスの手配をお願いしていたところ、到着当日は空港にプラカードを持った係員がお迎えしてくれました。
この係員の方がサービス内容の確認や支払いに対応してくれます。
往復の送迎をお願いしている場合は、帰りの日にちと飛行機の出発時間を確認してその場で往復分の支払いを済ませます。
その際は、お迎えの時間と支払った金額が記入されたレシートをもらうのを忘れずに!
その後ミニバス4社の状況を確認して、その時点で乗車できる車に案内してくれます。
私が案内されたのは『PAMPA EXPEDITIONS』と言う会社のミニバス。車体が新品で、快適な移動でした。
今回ホテルに手配をお願いして良かった点は、空港のカウンターで直接予約する場合と料金が変わらなかったこと、そして、私の様に飛行機の到着時間が大幅に変わってしまっても、変更手続きや追加料金等、面倒なことが一切無かったことです。
自力で手続きするのも楽しいですが、事前にホテルにお任せしてしまうのもひとつの方法としておススメです。
建物は一切なく、乾燥した大地が果てしなく続きます。
ほぼ土だけの淡々とした風景の中をひたすら走っていくのですが、地球の大きさ、生命力の強さが身近に感じられ、ずっと眺めていても飽きません。
空港から丁度1時間程で町に入りました。
サンペドロ・デ・アタカマは町全体が干しレンガ色で平屋造りの建物が並びます。
ホテルの正面まで送ってもらい、今夜から2晩アタカマで過ごします。