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【南米ひとり旅】チリ・サンティアゴ空港と市内間の移動ならミニバス

ミニバス

2019年の11/19~12/6まで、南米のチリとペルーを旅してきました。

今回の旅の目的は、星で有名なアタカマ砂漠、町中がアートのバルパライソ、自然が生み出した秘境マーブルカテドラル、そして空中都市マチュピチュを訪れること。

チリは南米の中では治安が良いとされています。しかし、ここ何年かはスリや置き引き等の犯罪が増加傾向にあるそうです。特に空港と市内間の移動時は、特に旅行者が狙われる可能性が高くなります。

そんな中、チリのサンティアゴ空港と市内間の移動で安全と言われているのがミニバスの送迎サービスです。

実際に利用して、とてもよかったミニバス会社のひとつ、『Delfos』について書いてみたいと思います。

下記ブログの内容は2019年11月時点での情報となります。

使用している為替レート:
1チリペソ(CLP)=0.14円

空港⇔市内間の移動-ミニバスについて

サンティアゴ空港と市内間の主な移動手段は下記の3つです。

  • タクシー
  • ミニバス
  • バス+地下鉄

今回は初めてのチリ旅行ということもあり、一番安全とされている、ミニバスを利用しました。

ミニバスとは

いわゆる“乗合バス”のことで、タクシーとバスの良いところを掛け合わせた送迎サービスです。

24時間営業で、早朝/深夜の送迎も対応してくれます。

他人と相乗りしていくので通常のタクシーよりも時間がかかりますが、料金が事前に決まっているのでぼったくりの心配がなく、目的地まで送ってくれるのでバスや地下鉄のように下車してから自力で移動する手間もありません。

渋滞が無ければ空港からは15分ほどで市内に入ります。

トータルの所要時間は地区や道路の状況にも寄りますが、およそ30分から1時間前後です。

料金は一番安いモノで片道6,900チリペソ(約970円)から。

相乗り以外にプライベート(貸し切り)サービスもあり、その場合は同じ距離でも料金が高くなります。

空港ビルの出口には違法な送迎サービスの客引がわんさかと待ち構えているので、ミニバスのチケットはビル内のカウンターで手配するのが安全です。

実際に初めてサンティアゴ空港に降りたった日は、出口の向こう側でギラギラした目をした客引きが皆一斉に『こっちへ来い』とばかりに手招きしながら群がっているのを見て、さすがに怖かったです。

空港ビル内のカウンターは、税関審査を終えて1つ目の自動ドアを出た後、最終出口を出る直前に並んでいます。

安全の為、送迎の手続きは空港ビル内のサービスカウンターで!

チリで有名なミニバスはTransvipDelfosの2社。

チリ・サンティアゴ空港ミニバスサービスカウンター
空港ビル内にあるTransvipとDelfosのサービスカウンター

事前に口コミを見た限りでは、2社とも良いレビューもあれば悪いレビューもあり、どちらか片方がずば抜けて良いと言う訳ではなさそうです。

ふと目が合った係員の雰囲気が好かった、と言う単純な理由で私はDelfosを利用することにしました。

空港から市内へ

カウンターで購入したいチケット(片道/往復、等)を伝えます。

往復の場合は、名前、パスポート番号、宿泊先の住所と電話番号の他に、帰りの日付けとフライトの出発時間の情報が必要です。

迎えに来てもらう時間は国際線なら出発の3時間前、国内線なら出発2時間前までには空港に着くように逆算してくれます。

私は復路が朝9:25am出発の国内線だったので、迎えの時間は出発2時間前+移動時間1時間とみて、6:30amにしてもらいました。

カウンターでの支払いは現金、クレジットカード、デビットカードが使用できます。

南米ではカード払いだと手数料がかかる場合があります。

こちらから尋ねないと手数料の有無を前もって教えてくれないことが多いので、カード払いをする時は手数料について事前に確認しておくのが無難です。

ちなみに、Delfosのカウンターではカード払いでも手数料はかかりません。

今回宿泊したホテルのあるプロビデンシア(PROVIDENCIA)地区はDelfosだと片道7,500チリペソ(1,050円)、往復で15,000チリペソ(2,100円)でした。

基本的にミニバスでのチップは往路・復路共に不要です。

Delfosの乗り場は空港の④番出口付近

チケットを受取ったら、近くの出口から外に出て頭上の案内板を見ながら④番の出口へ進むか、空港ビルの中を通り抜けて④番出口から外へ出ます。

4番出口の近辺まで行くと車体の横にDelfosのロゴが入ったバンが並んでいるので直ぐに判ります。

乗り場にいる係員にチケットを提示すると、宿泊先の住所を再度聞かれカーナビに入力していました。

乗客が満員(7~8名)になったら出発です。

空港に近いエリアのホテルから旧市街→新市街の順に回っていきます。

この日乗ったバンは、プロビデンシア地区が最初の行き先だったので、所要時間20分足らずで到着しました。

市内から空港へ

前日に予約のコンファメーションを入れてもらい、当日の朝、ホテルの前で待っていると依頼していた6:30amピッタリにお迎えが来ました!

確実に迎えに来てもらうためにも, 前日に予約のコンファメーション(再確認)をしておくと安心です。ミニバス会社への電話は宿泊先にお願いすると対応してくれます。

復路はバンではなく、セダンタイプの車でした。乗客は私を含めて3人。

運転手さんに復路のチケットを提示してから車に乗り込みます。

早朝の時間帯は道路がとても空いていて、乗車してから15分もかからずに空港敷地内に入りました。

途中、空港の駐車場に寄って運転手さんが何やら手続きをしている間15分ほど待たされましたが、移動時間を多めに見積もっていたので飛行場には余裕を持って到着することが出来ました。

Delfos、おススメです!

ご参考までにミニバス2社のサイトです。

オンラインでの予約については判らないのですが、サイトにはバンの写真等が載っているので、事前に雰囲気だけでも知りたい方は眺めておくとよいと思います。

Delfos Transferオフィシャルサイトへ

Transvipオフィシャルサイトへ

今日も素敵な1日になりますように。