2月は節分、立春、そして旧正月と、暦の上では始まりと終わりの変化の月であり、九星気学上も陰から陽に移り変わる季節です。
200年間続いた『地の時代』が終わり、『風の時代』に移行したとも言われる現在。今日はいつもと趣向を変えて、『NYの空』をトピックに選んでみました。
私にとっては趣味のひとつと言っていいぐらい、空を見あげるコトが大好きです。
見るとラッキーと言われる代表的なモノと言えば『虹』ですが、見ると吉兆と言われる『彩雲』をご存知ですか?
彩雲とは
彩雲は太陽の傍を通り過ぎる雲が虹色に見える現象です。
英語では Iridescent cloudsやColored clouds、またはRainbow clouds、等と呼ばれています。
虹と同じようなメカニズムで発生しますが、虹は太陽の反対側に現れるのに対し、彩雲は太陽の傍を通る雲に現れます。
昔から瑞相(ずいそう)の一つであるとされ、これが現れることは吉兆とされるが、実際はありふれた気象現象である。この現象は、太陽光が雲に含まれる水滴で回折し、その度合いが光の波長によって違うために生ずるもので、大気光象の1つである。巻積雲や高積雲、風で千切られた積雲などに見えることが多い。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%A9%E9%9B%B2
ウィキペデイによると、『ありふれた気象現象』となっていますが、太陽の光と雲に含まれる水分量等、条件が揃わないとみることができません。
2020年の11、12月は、日本の全国各地でこの彩雲が目撃された為、天気予報のブログ上でも話題になっていました。
彩雲の意味やスピリチュアルなメッセージ
彩雲は古(いにしえ)から縁起のいい現象とされ、吉兆の前触れと言われてきました。
仏教の図様や着物の柄としても用いられているので見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スピリチュアル的には
- 『そのままのあなたで大丈夫』という天からの肯定や祝福
- 運気上昇のサイン
- 物事が好転し未来が開ける
- 幸運が訪れる
等々、いずれも良いことが起こりますよというメッセージとされています。
NYの空に現れた彩雲
NYは空気が乾燥しすぎているので、彩雲を見ることはむずかしいかなぁと思っていたのですが...
立春の翌日、2月5日にふと空を見上げると普段とは明らかに違う光り方をしている雲を発見!
よくよく見ると虹色!! 彩雲だ~❣と見とれていたら、消え始めたので大急ぎで写真に収めました。
それがこちら。
とても小さな彩雲でしたが実際に肉眼で見たのは初めてで、眺めているだけで感謝と感動の気持ちでいっぱいになりました。
彩雲を見るには
彩雲は条件が揃えば、年間を通して世界のどこにいてもみることが出来る現象と言われています。
個人的な体験も含めて、NYで彩雲が見えやすいのは:
- 冬
- 雨や雪の日の前後でよく晴れている日(←私が彩雲を初めて見たのも大雪が降った後のカラリと晴れた日でした)
- 太陽が一番高くなる正午~日沈前にかけて
- 太陽の傍を通る薄雲やヒツジ雲、うろこ雲、綿雲の端のほうに注目
太陽の傍を通る雲を見る為、サングラスがあると便利です。太陽から目を守るだけでなく彩雲にも気付きやすくなります。
空を見上げていると毎日違った美しさに出会えます。
まだまだコロナ禍は続いていて不自由も多い毎日ですが、こんな時だからこそ、だれもがいつでもどこでも見ることが出来る、『空/宇宙(ソラ)』をじっくりと時間をかけて見上げてみてはいかがでしょうか。
思わぬ贈り物を受け取れるかもしれません(^^)