【南米ひとり旅】チリ・バルパライソ観光 ~町中がアートのバルパライソをツアーで巡る~

バルパライソの風景

2019年の11/19~12/6まで、南米のチリとペルーを旅してきました。

今回の旅の目的は、星で有名なアタカマ砂漠、町中がアートのバルパライソ、自然が生み出した秘境マーブルカテドラル、そして空中都市マチュピチュを訪れること。

前回に引き続き、バルパライソです。

いつもは自力で観光するのですが、、今回は初めて地元のツアーに参加してみました。

バルパライソは坂と階段が多い独特の地形から、歩き回るのに結構体力が必要な町です。

もし、自力で周るかツアーにするか迷っている方がいれば、何らかの参考になれたらと思います。実際にツアーで周った場所や、バルパライソの町を歩いて見て感じたことを写真多めでお伝えします。

下記ブログの内容は2019年11月時点での情報となります。

使用している為替レート:
1チリペソ(CLP)=0.14円

目次

バルパライソの町の様子と市内の移動

バルパライソは丘に囲まれた港町です。その地形は、港や中心市街がある”平地”と、急な坂と石段に家屋が建ち並ぶ”丘陵地帯”とに分かれます。平地には歴史的建造物が多いのに対し、丘の上はウォールアートや人気スポットが分散するエリアです。

丘陵地帯は徒歩でないと周れない地域もありますが、公共交通機関を組み合わせたり、個人で車を手配することで近場まで行くことが出来ます。

サンティアゴ発のバスが到着するターミナルからバルパライソの中心部までは、徒歩でおよそ30分です。

スクロールできます
バルパライソの公共交通機関運行しているエリア
アセンソール(傾斜式エレベーター)平地と丘陵地帯間の移動
路線バス平地と丘陵地帯
トロリーバス(無軌条電車)平地のみ
メトロ・バルパライソ(地下鉄)平地のみ

その他:

  • タクシー
  • ウーバー
  • ツアー、等

ツアー参加を決めるまで

いつもなら観光する場所の情報はある程度下調べしておくのですが、バルパライソに限っては、何故かサンティアゴからの移動手段のみ確認して、あとは何も考えずに現地入りしてしまいました。しかも、復路のバスの時間を指定してしまった為、バルパライソに滞在出来る時間は5時間弱。

バルパライソに着いた後、とりあえず市内マップを手に入れようと探していたところを、現地の人が連れて行ってくれたのがツアー会社でした。

ツアーで町を周ることは全く考えいなかったのですが、受付のお姉さんが町の様子を懇切丁寧に教えてくれるのを聞いている内に、参加を決意。ちなみに、ツアーの値段はバルパライソの半日観光のみで15,000チリペソ(2,100円)。

決して安い値段ではなかったのですが、土地勘が全く無い上に、バルパライソにいられる時間が限られていたので、このまま自力で周ろうとすると、時間のロスのほうが大きくなるかなぁ、と思ったのが参加を決めた理由です。

また後ほど触れますが、私にとってはバルパライソをツアーで周ることに決めたのは、よい結果となりました。今の時点で思い返してみても、1人で町を見て周っていたら、ツアーで周った半分も見れなかったと思います。

バルパライソの現地ツアー

まずは、ツアーの出発地点となる港の駐車場に集合。ツアーはスペイン語と英語で行われました。乗客8名(日本人は私のみ)に、運転手とガイドが付いて総勢10名で出発です。

バルパライソの港
バルパライソの港。当日はお天気に恵まれ観光日和に。

アセンソール(Ascensor)

車でアセンソール乗り場へ。アセンソールとは、いわゆる大きな箱型の乗り物で、丘の斜面を登っていく『傾斜式エレベーター』です。

バルパライソには全部で15本のアセンソールが町のいたる所にあります。一番古いものは1855年から使われており、現在も動いているのは10本ほどだそう。

アセンソールの写真はすっかり撮り忘れてしまったのですが...内部が板張りのアンティークな造りでとても情緒がありました。坂と階段が多いバルパライソでは無くてはならない市民の足です。

料金:登り100チリペソ(14円)、下り90チリペソ(13円)。

プラザ・ビクトリア(Plaza de la Victoria)

貴重な植物や世界遺産の彫像があるビクトリア広場は、丁度町の中心部に位置します。

広場内は波模様のタイルが敷き詰められ、とても綺麗に整備されていました。南国のヤシの木と、ヨーロッパの彫像が調和した落ち着いた雰囲気です。噴水やベンチもあり、のんびりくつろげます。

バルパライソのビクトリア広場
広場には四季を表す4体の彫像がある。こちらは『夏』

プラザ・シモン・ボリバル(PLAZA SIMÓN BOLIVAR)

プラザ・ビクトリアから道1本隔てた隣には、もうひとつの広場があります。主に子供用の遊具が設置されている小さな遊園地なのですが、私が気になったのはこちらの木☟

樹齢100年を超えるゴムの木だそうです。

初めは何本かの木がまとまっているのかと思って近づいて見ると1本の巨木。その幹の太さと、左右に広がる枝の長さにはびっくりです。支柱は全く使われていません。町の中心地に鎮座している姿は、まるでバルパライソを見守る御神木の様でした。

パセオ・21・デ・マヨ(Paseo 21 de Mayo)

景色がよいことで有名な人気スポット。

アセンソールで登る場合は“アルテジェリア・アセンソール(Ascensor Artilleria)”を利用します。

丘の上には展望デッキや海軍海洋博物館、港を眺めながら食事のできるレストラン、等があります。

パセオ・21・デ・マヨからの景色1
展望デッキからはバルパライソ湾が一望できる。
パセオ・21・デ・マヨからの景色3
近くにあったエンパナーダのお店。
アートと一体になった黄色い消火栓がお洒落。
バルパライソ・Restaurant Calfulafquen
ツアーの昼食は見晴らしの良いレストランへ。
Restaurant Calfulafquen
バルパライソのRestaurant Calfulafquenでのランチ
港町だけあってお魚が新鮮。生野菜をしっかり取れたのも嬉しい。

展望デッキの傍にはお土産屋さんのテントが並んでいました。チリの特産品であるラピスラズリや銅製品、バルパライソの街並みを描いたマグカップ等、値段もお手頃なものが多く、おススメです。

ソトマヨール広場とチリ海軍総司令部の建物(Plaza Soto Mayor y Armada de Chile)

歴史的な建造物が多く残るエリア。

ソトマヨール広場
太平洋戦争の記念碑
美しい海軍の建物。週末はストリートマーケットで広場が賑わう。

バルパライソで最も古いと言われる、”コルディジェラ・アセンソール(Ascensor Cordillera)”もこの地域にあります。

セロ・コンセプション(Cerro Concepción)

バルパライソの中でも高級なエリア。

近隣はカフェやお洒落なお店でひしめき、まるでNYのブルックリンか東京の代官山の様でした。ツアーではこのエリアの滞在時間が短かったのがとても残念。

バルパライソのピアノ階段
有名なピアノ階段
バルパライソ壁画
ひと際人目を引いていたホテルの壁画

バルパライソは坂の長さが半端ないです。。。ガイドさんによると、丘の天辺から平地まで猛スピードで降りて速さを競う自転車レースが毎年行われているのだそう。

バルパライソの坂道
この地点から下へもずっと続く坂道。

青空美術館(Museo a Cielo Abierto)

ツアーの最終ポイントは青空美術館のエリアでした。小さな小屋の壁や、ゴミ収集車の車体等、こんなところに?!と思うような場所にまでカラフルな絵が描かれています。

ここでツアーは解散し、そのままツアーのバンに乗ってバスターミナルへ戻る人と、自力で見て周る人と、別行動になりました。私はツアーの人達に別れを告げ、自分の足で歩いてみることに。

赤、青、緑、黄色と、色彩豊かな家々が積み木の様に並ぶ可愛らしい町並を歩いていると1つ、また1つ、と、あちこちに壁画が現れます。

ツアーの車でシャーっと移動していた時はほとんど気になりませんでしたが、バルパライソの丘陵地帯は、急な坂と階段だらけです。坂、階段、坂、階段、そしてまた階段...

昇り降りして進んだ先は行き止まりで来た道を戻ったり、階段の段差が微妙に違うのでつまづきそうになったり。。。青空美術館は範囲が広く、周辺が迷路のようになっているので、歩いて周るには結構な時間と体力が必要でした。

サンティアゴへ戻るバスが18:00発なのもあり、観光はそこそこに路線バスの走る平地へ向かいます。

青空美術館から平地までは、すぐそばに見えるようでいて20分近くかかりました。

行き先を確認して路線バスに乗り込みます。

バスターミナルに行きますか?
スペイン語:Vas a la terminal de autobuses?

** la terminal de autobuses(バスターミナル)だけでも通じます。

バス運賃の目安:250~300チリペソ(35~42円)

ちなみに、この時乗車した路線バスの運賃は、270チリペソ(38円)でした。

バスの運転手さんが『おーい、あれがサンティアゴに戻るバスターミナルだよ』と降りる場所で声を掛けてくれました。道を1本隔てただけで辺りの雰囲気が一変するので、教えてもらわなかったらバスターミナルに気が付かず乗り過ごすところでした。チリは親切な方が多いです^^

ツアー参加後に感じたこと

ツアーに参加した感想をまとめてみると。。。

良かったコト

  • 町全体の感じをつかむことができた
  • 自分の興味の有無に関わらず、有名どころをまんべんなく見ることが出来た
  • 車で周れるので電車やバスの待ち時間が無く効率的だった
  • バルパライソは坂がすごいので車で移動出来るのは楽だった

残念だったコト

  • 素敵なお店があったり、もうちょっと居たいと思っても移動しなければならない
  • 感覚的に、平地にいる時間:昼食時間:丘陵地帯にいる時間が2:1:1だったので壁画を見れる丘陵地帯での時間が短かった

バルパライソは見どころ沢山ですが、丘陵地帯は道が迷路のようで町の造りが解り辛いです。自力で市内を見て周るには現地の公共交通機関を使いこなす必要もあります。

もし、私の様にバルパライソでの滞在時間が限られていて、なるたけ多くの場所を見て周りたい場合は、ツアーに参加するのはアリだと思います。どうしてもツアーを避けたいのであれば、行きたい場所を絞って、移動手段や方法を事前にしっかり確認しておくのがおススメです。

念の為、今回お世話になったツアー会社のオフィシャルサイトはこちらから

旅行から戻って来てから気が付いたのですが、バルパライソには現地の人がバスやアセンソールの乗り方、おススメの場所などを教えてくれる無料の現地発着ツアー(2.5~3時間で英語で行われる)もあります。チップは任意です。

無料の現地発着ツアー、Tours 4 Tipsオフィシャルサイトはこちらから

レビューを見る限りでは、なかなか評判がよく、サンティアゴ市内でも同じ会社によって無料のツアーが行われていました。

自分が再びバルパライソを訪れるならば、最低でも2泊はして、1日目は無料のツアーに参加、2日目は気になった場所へもう一度足を運んでみたり、カフェとお土産屋さん巡りをしてみたいなと思います。

遊び心と芸術が融合した世界遺産の町へぜひ訪れてみて下さい!

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