I-131 再入国許可証の申請方法④~Biometrics Examについてと申請に関する追加のQ&A~

I-131の申請方法
にゃあち

今回のブログでは、前半はステップ3つ目のBiometrics Examについて、後半はブログの読者さんから頂いた質問に対する回答をQ&Aの形でシェアするニャ!

STEP
Form I-131を記入して他の必要書類と共にUSCISに郵送する
STEP
USCISからNotice of Action (NOA1)の通知が届く
STEP
今日はココ☞Biometrics Examの通知が届く
STEP
許可書が郵送される/大使館へ取りに行く
目次

Biometrics Examの免除と注意点

これまでのBiometrics Examといえば、移民局のサポートセンターへ出向いて指紋を採取してもらうのが通常でした。

が、この2020年のパンデミックを機に、他人との接触をなるたけ減らす目的で移民局側が過去に採取した指紋を再利用するケースが増えています。

この指紋採取免除(=指紋採取の為に移民局へ出向く必要が無い)となる場合は下記の通知が送られてきます。

指紋採取免除の移民局からの通知
実際に郵送されてきた指紋採取免除の通知

文中にある『Previously captured fingerprints and other biometrics』の文言ですが、移民弁護士のサイトを含めて色々調べてみたところ、採取された指紋の有効期限は18カ月(1年半)ほどだそうで、空港の入国審査の際にイミグレーションで行われた指紋採取等も対象になり得ます。

ただし、I-131を申請する1年半前までに入国審査で指紋を採取されたことがあるからといって、それが必ずしもBiometrics Exam免除の対象となるかどうかは判りません。

USCISから通知が届いたら内容をよく確認しましょう。

ちなみに、指紋採取が免除になっても申請時に支払ったBiometrics Examフィーの払い戻しはありません。

また、Biometrics Exam免除=Biometrics Exam完了(Completed)では無いことにも注意が必要です。

ビザ(査証)や許可書を取得する際に必要となるBiometrics Exam自体の流れ:

①指紋が採取される➡②USCISからFBIに指紋確認のリクエストが送られる➡③FBIでは指紋を使って過去の犯罪歴などが調べられる➡④問題が無ければBiometrics Exam 完了(Completed)

にゃあち

『Biometrics Exam免除』は上記の流れの①しか終わっていないことに注意ニャ。

指紋採取が免除となる場合は、通知が郵送されてくるのと同じ頃にオンライン上のステータスも下記の様に変わるはずなので合わせてチェックしてみてくださいね。

I-131指紋採取免除のステータス

申請状況の確認はこちらのリンクから☞Case Status Searchの画面に自分のReceipt Numberを入力するだけでOK。

尚、通常は申請書を提出してから許可証のApprovalが出るまでにかかる時間は2カ月ほどです。

2021年9月現在はコロナの影響で、採取された指紋の確認だけでも6カ月前後の時間を要する。。。と言われています。

Form I-131申請に関するQ&A

このブログを読んでくださった方から I-131の申請に関して いくつかお問合せを頂きました。
恐らく同じような疑問を抱えている方もいらっしゃるかもしれませんのでQ&A形式でシェアしたいと思います。

お問合せくださった皆様、貴重なご質問を頂き本当にありがとうございました。

Formの記入について

申請料をクレジットカード払いにする場合、Form G-1450は申請料($575)とBiometrics Exam($85)と別々に2枚必要ですか?または1枚で$660と作成して良いのでしょうか?

クレジットカードで支払いを行う際に記入するForm G-1450の申請料金は1枚で$660(申請料+Biometrics Exam)と作成して大丈夫です。

FormI-131の3ページ目・Part 5ではグリーンカードを取得してから米国外に滞在していた期間にチェックマークを入れるようになっていますが、この箇所はどのように解釈して記入されましたか?

この箇所は申請書を提出する時点で:

グリーンカードを取得してからまだ5年以下の場合➡グリーンカードを取得してから申請書提出時点までに米国外に滞在した期間を合算。

グリーンカードを取得してから5年以上経っている場合➡直近の5年間に米国外に滞在した期間を合算。すなわちI-131を申請する時点から過去5年間さかのぼった期間が対象。

ちなみに私の場合、 許可証を申請する直前の5年間は米国を留守にすることが多かった為 パスポートに捺されている出国日と入国日のスタンプを調べてかなり正確な期間を割り出しました。

きっちりとした期間を出すことは求められていませんが、私たちの入出国記録は移民局側でもデータとして残っているはずなので、そのデータと申請書上の期間に大きな差が出ない様に注意する必要はあるかなと思います。

Biometrics Examについて

Biometrics Examに関する通知を受け取るまでにどれぐらいかかりましたか?

私の場合、2020年12月22日に申請書を郵送してから、Biometrics Examの通知が届くまでおよそ3カ月かかりました。

Biometrics Examの通知に関して、指紋採取が行われる場合は〇月〇日に来てくださいと日付で指定されるのでしょうか、もしくは〇月〇日までに来てくださいと期間が指定されるのでしょうか?

指紋採取が実施される場合は『〇月〇日、X時に来てください』と日時を指定されます。

期間では無く、その指定された日に行かなくてはなりません。もし指定された日時に不都合がある場合はその通知に記載されている指示に従って移民局へ変更を依頼することになります。

コロナで指紋採取免除になることが多いと聞いたのですが、指紋採取はありましたか?

私の場合、指紋採取はありませんでした。 Biometrics Examの通知には『過去の指紋を使用するのでアポイントメントは不要』と書かれたレターを受取りました。

今回が初めてのI-131申請だったのですが、その申請を行う直近の1~2年間は日米間の往来をしょっちゅうしていました。その為、空港のイミグレで採取された指紋が今回使われたのではないかと想像しています。

アメリカを出国するタイミングに関して、Biometrics Exam免除の通知を受取ったのですが、現時点でアメリカを出国してしまってよいものでしょうか?

移民局から指紋採取免除のレターを受け取られているのであれば現時点で出国してしまってよいと思います。但し、申請時に写真を提出していない場合は移民局の指示を確認してください。

写真に関しては下記ブログの”再入国許可証の申請に必要なもの”を参照

移民局のサイトには下記の通り、biometrics がobtained(取得)されれば、米国にいる必要は無いとなっています。

We recommend that you file Form I-131 while you are in the United States. However, you do not have to be in the United States for USCIS to approve your Form I-131 and issue a reentry permit to you if your biometrics (photo, fingerprints) have been obtained. You can indicate on your Form I-131 that you want USCIS to send your reentry permit to……

上記はhttps://www.uscis.gov/sites/default/files/document/guides/B5en.pdfから参照したものです。

このブログに書いている通り、指紋採取免除の通知を受取ったとしてもbiometrics examがCompleted(完了)しているわけではないので、

  • 日本で待つ間も万が一に備えてこまめにステータスの確認をする事
  • 移民局からのレターは米国の住所で確実に受け取れる様にしておくこと

の2点は特に大事になるかと思います。

申請の進捗状況について

2021年2月に申請を開始して、3月に申請料受領(NOA1)を受取りましたがその後全く動きがありません...

Biometrics Exam免除の通知は2021年3月26日付で受け取ったものの、私の方もその後は全く動きが無いまま現在(2021年9月)に至ります。

何度か移民局へのコンタクトを試みたのですが、電話だとAIが答えるばかりで実際の人にはつながらず、移民局の自分のアカウントにログインしてそこからメールを送信しようとしても『件名』(Application#)を入力する段階でもう先に進めない為、ただただ待ってる状態です。

移民局のサイトを見る限りでは申請の処理に掛かる時間の目安として、現在ネブラスカが最低8.5ケ月、テキサスだと1.5カ月となっています。許可証を日本で受け取りにした場合は否応なしにネブラスカ(=時間がかかる)で処理になってしまうのかな?と思ったりしています。

<追記>2021年9月末に無事承認が下り、許可証を受取ることが出来ました。申請を開始してから許可証発行までおよそ10カ月かかりました。

終わりに

経済活動が再開され、日常がもどりつつある米国ですが、移民局や郵便局の遅延と混乱はまだしばらく続きそうですね。

このブログを読んでくださっている方の中にも申請がなかなか進まず不安な毎日を過ごされている方もいらっしゃるのではないかと思います。

これからも自分で調べてわかったことや頂いたご質問に関しては、皆でシェアしていける様Q&Aに追加していく予定です。

もしこのブログを読んでいて解らない箇所やご要望があれば、お問合せフォームからコンタクトください。

にゃあち

次回はいよいよ許可証の受け取りニャ!

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