米国の携帯番号を格安で維持する方法①

米国の携帯番号をキープする方法

私は2020年に再入国許可証(Form I-131)の申請を行い、米国外で生活する準備を始めました。

が、ここで困ったのが『米国の携帯電話を長期間どうやって維持するか』です。

大手のキャリアで対応してくれるところとなると年間の出費が何百ドルと高額になってしまいます。一方、格安のキャリアを使うとなると番号を維持するだけで、そこに送信されてくる情報(ショートコード、テキストメッセージ、ボイスメール、等)にアクセスできないところがほとんどです。

現在携帯番号はアカウントのログインをはじめ、様々な情報に紐づけられています。特に私が心配だったのは当局や金融機関にアクセスする際に携帯に送られてくるショートコード(認証番号)を米国外でも受信できるかどうかでした。

そんな数々の問題を全て解決してくれたのが今回ご紹介する電話会社、Tossable Digitsです。

このブログはこんな方にお勧めです。

  • 米国の携帯番号を維持したいけどどうすればいいか分からない
  • 携帯番号を維持する為にかかる出費はなるたけ抑えたい
  • キャリアとの契約に縛られたくない
  • 米国のSMSショートコードを受信する必要がある
  • 複数の携帯電話(日本用と米国用、等)は持ち歩きたくない
目次

どんな会社?

Tossable Digitsは 2006年に設立された米国の通信事業会社です。

会社自体の詳しい情報はネット上にほとんど載って無いので、もしかして怪しい会社なのでは?と、心配になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

最初は私も疑心暗鬼だったのですが、調べていくうちにTelusion Incという会社を母体とした株式会社であること、また、Better Business Bureau(BBB)からはA+の評価と認定を受けていることが判りました。

にゃあち

BBBは『商事改善協会』と言って、米国とカナダの消費者を保護する為に、不正な広告や営業活動を規制したり調査して消費者に知らせてくれる自主団体ニャ。

Tossable Digitsは個人やビジネスにバーチャル(仮想)電話番号を提供しています。

バーチャル(仮想)電話番号とは

バーチャル電話番号は従来の電話回線を必要とせずインターネット上で機能する電話番号です。

すなわち、電話番号をクラウドに保存することで世界のどこからでもアクセスできるようになります。

次の『4つのおすすめポイント』でご紹介しますが、バーチャル電話番号でも従来の電話番号が持つ様々な機能(電話の転送や録音、SMSメッセージの受信、等)を利用することが可能です。

また、バーチャル番号は設定や変更が簡単で複数の電話番号を1つの携帯電話で管理することも可能な為、複数の携帯電話を持ち歩きたくない方にもおすすめ。

Tossable Digitsではこのバーチャル番号を新たに取得する以外に、現在アメリカとカナダで使用されている物理的な電話番号をバーチャル番号に移行することができます。

にゃあち

この物理的な電話番号を仮想番号に移行することをポート(Port)すると言うニャ。

自分の使っている携帯番号がポートできるかどうか調べてみたい方はこちらのリンクから

更に、米国に戻った際にはTossable Digitsから別のキャリアにポートアウトする(仮想番号➡物理的番号に戻す)ことも無料で出来ます。

ただし、米国で利用している人も多い携帯電話会社『Cricket』へのポートアウトは有料になるので要注意!

Cricketに限らず、いわゆる格安電話と呼ばれているキャリアへの移行は対応不可だったり追加チャージが発生する可能性が高いので、事前にTossable Digitsに確認・相談してみてくださいね。

パーク(Park)それともフォワード(Forward)?

パーク(Park)

バーチャル化した番号をそのままクラウド上に置いておくことを『パーク(Park)』すると言います。

パークしているだけの状態でもSMSショートコードの受信やボイスメールの確認等、オンライン上で行うことが可能です。 インターネットにつながる環境さえあれば携帯電話自体は無くても利用できます。

フォワード(Forward)

バーチャル化した番号で受信した情報を他の携帯番号で受取れるようにすることを『フォワード(Forward)』すると言います。

例えば日本で一時帰国中に使用する携帯番号付きのSIMを購入したとします。ポートした米国の番号をこの日本で購入した携帯番号に転送されるようにウェブ上で設定。すると、米国の番号に掛かってきた通話やメッセージは日本のSIMを入れた携帯電話で受信することが可能になるので、米国用と日本用の2台の携帯電話を持ち歩く必要が無くなります。

詳細はTossable Digitsの公式サイトをご確認くださいね。

4つのおすすめポイント

①契約の縛りが無い

Tossable Digitsは契約期間の縛りが無く、いつでもキャンセルが可能です。

②コストの安さ

何よりも魅力的なのがその料金。

使った分だけ支払う”Pay as You go”という 一番安いプランはひと月3.49ドルからと破格です。このプランを年間契約にすると40ドル/年と更にお得になります。

私はとりあえずどんなものか試してみたいと思ったのでこのPay as You goのプランで始めました。今のところ問題も無いので近いうちに年間プランに変更予定です。

③充実した機能

格安なのにも関わらず電話の転送や録音、SMSメッセージの受信、等、機能が充実しているのも嬉しいポイント。

なぜ安い料金で機能が豊富なのかと言うと、先にご紹介した通りバーチャル(仮想)番号を使用するから。

Tossable Digitsでは様々な機能が提供されているのですが、実際に使ってみて特に便利だなと思った機能を一部ご紹介します。

  • Custom Call Rules
  • どのように通話を処理するか電話をかけてくる相手の番号毎に自分でルールを設定できます。

    例えば電話番号Aからの通話にはブロックをかける、電話番号Bからの通話は直接ボイスメールに繋がるようにする、電話番号Cからはテキストメッセージのみを受取れるようにする、といった感じです。

  • Robocall Blocking
  • 機械の音声で流れてくる、いわゆるロボットによる電話をブロックしてくれる機能です。

    **ただしこの機能をオンにした場合、1コールにつき$0.01のチャージが発生します**

    何度もかかってくるロボコールは上記のCall Rulesでブロックする番号に登録することでチャージされるのを防げます。

    私は米国に居た時からロボコールがちょこちょこと掛かってきてたのでこの機能をオンにしてます。

    個人差があるので何とも言えませんが、これまでチャージされた中で一番高い時でも$3.61($3.49基本料金+ロボコール$0.12)と、基本料金からほとんど変わりません。

  • SMS Short Codes
  • 私がTossable Digitsを選ぶ決め手となった機能です。

    Tossable Digitsではショートコードと呼ばれる認証番号の送受信が可能。

    にゃあち

    『認証番号』はセキュリティー上の本人確認の為に送られてくる5~6桁の番号のことニャ。

    ひと月(請求サイクル毎)に6回までは無料、それ以上は$0.02/messageのチャージが発生します。

    注意しなければならないのは、ショートコードの受信は保証されていないということ。すなわち、受信できない場合もあるということです。

    2021年10月現在Tossable Digitsで受信できないことが判っているショートコードは下記の3つ:

    • Twitter (Authentication App/Security Keyの使用を推奨)
    • Wells Fargo
    • US Social Security Administration (E-mailで受信可能)

    また、送信者側の仕様が変更された場合、それまで受信出来ていたショートコードが受取れなくなる可能性もあり得るそうです。

    その他にも様々な機能が用意されていて、その多くが基本機能(=無料)として提供されています。

    私は2021年の5月からTossable Digitsを利用し始めてからこれまでショートコードが必要になる場面が4~5回ほどあったのですが、今のところは全て問題無く受信できています。

    米国で受取っていた時と同じようなタイミングで届くので『こんなにオンタイムで届くんだ!』っと結構感動です。

    ④米国外からも手続き可能

    ポートの手続きは必要な情報(下記参照)が全て揃っている限りは米国外からでも可能です。

    私自身が実際に手続きをしたのも日本に到着して1週間ほど経ってからでした。

    重要なのはポートが行われる前に現在使用しているキャリアとの解約手続きをしてしまわないこと!です。

    自分の使っている携帯番号がポート可能か確認してみる

    にゃあち

    米国外から手続きを行う場合の注意点は次回のブログ”手続き編”を参照してニャ!

    ポートに必要なモノ

    シムフリーの携帯電話

    ロックがかかっているとポート(移行)作業が出来ません。自分の携帯がシムフリーかどうか判らない方は必ず確認を!必要であればロック解除してもらっておいてくださいね。

    その他必要な情報

    • ポートする電話番号(ポートが可能なのは米国、またはカナダの番号のみ)
    • ポートしたい日にち
    • 現在使用しているキャリア(Verizon, T-mobile、等)
    • 現在使用しているキャリアのアカウント番号
    • 現在使用しているキャリアの請求書に載っている氏名と住所
    • アカウントホルダーの氏名
    • アカウントホルダーの電話番号
    • 上記アカウントホルダーの電話番号が携帯番号の場合はキャリアにコンタクトする際のPINまたはパスワード

    家族や友達同士で1つのアカウントを使用している場合は請求書上の氏名とメインのアカウントホルダーの氏名が異なる場合もあるかもしれません。

    スムーズに作業を終わらせるためにも、アカウントに複数の人が登録されている場合は正確な情報をゲットするようにしましょう。

    ☟公式サイトはこちらから☟

    にゃあち

    実際のポート手続きや注意点は次回のブログでお伝えするニャ!

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