長く米国で暮らしていて言葉に不自由が無くても、『髪の毛だけは日本人の美容師さんにお願いしたい!』という方は多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、2018年にローワーイーストサイドにオープンした日系のヘアサロン、Laurel Bowery(ローレルバワリー)。
広告を一切出していないにもかかわらずその評判は日本人のみならずニューヨーカーにも口コミで広がっています。
人種や髪質を飛び越えて、あなたの『こうなりたい』を叶えてくれるヘアサロン。ぜひ一度お試しあれ!
このブログはこんな方におすすめです。
- マンハッタンで日系の美容院を探している
- 小規模で落ち着いた雰囲気が好き
- じっくりと要望を聞いてもらえる
- 技術は高いけどリーズナブル
- カットしてもらった髪型が長持ちする
*このブログ内の写真は全てサロンのオーナーさんから許可をもらったうえで掲載しています*
ロケーション
地下鉄Ⓕラインのセカンド・アベニュー駅で下車して徒歩1分足らずの場所に位置するローレルバワリー。
ガラス張りの店内にはいつも現地の人達がゆったりとくつろぐ姿が見られます。ドアを開けて店員さんが迎えてくれるまでは日系とは気づかないほど周囲のお洒落な雰囲気に調和したヘアサロンです。
直ぐ近所にはホールフーズがあり、日系の食料品店やレストランが建ち並ぶセントマークスへも徒歩10分以内。
サロン帰りにショッピングや待ち合わせがしやすい便利な立地も◎。
店内とオリジナルの家具
木とパイプを組み合わせたインダストリアル・テイストの店内は、まさにニューヨークのSOHOやブルックリンのイメージ。
配管がむき出しになった天井と家具に使われている鉄パイプが無骨な男っぽさを漂わせる一方で、随所に使われている木とヴィンテージ雑貨が温かいぬくもりも感じさせます。
実はこの店内の家具は全てオーナー兼プロデューサーでもある『ケイタさん』のアイデア。
インテリアデザイナーのご友人とのコラボで創りだされたそうです。
特に全身が映る大型のスタンドミラーとパイプを組み合わせたアイデアは、ありそうで無かったモノ。
どこにも売られていないローレルバワリーオリジナルの家具を一目見ようと、いまだに同業の美容院やご近所のお店からも視察(⁈)が訪れるほどだそう。
お店自体は小さめですが、家具の配置や目線の高さが考えられており、隣の席との距離が十分取られているので、ゆったりとした気分で施術を受けられます。
オーナー兼プロデューサー・渡辺ケイタさん
神奈川県横浜市出身。
表参道、横浜にてサロンワークをしながら、資生堂SABFAを卒業。その後はフリーランススタイリストとしてファッションショーを始め、雑誌、広告などに携わる。2010年にさらなる挑戦のためにNYへ。
NYのファッションウィーク(Rachel Comey, Jen Kao, Susan Woo, Thom Browne, Zero Maria Cornejo, Mario Moya, Koi Swannagate等)に多数参加。
渡米後も、数々の広告や雑誌、ショーの仕事に携わる。
NYのマンハッタンにある高級サロンを経て、2018年にローレルバワリーをオープン。数多くの有名人やアーティストを顧客に抱えながら、オーナー兼プロデューサーとして活躍中。
(株)資生堂が運営するメイクアップとヘアメイクの学校。入学試験を受けるには美容師免許が必要とされており、全国から美容師が集まる超難関スクール。
私がケイタさんにスタイリングをお任せするようになってから今年で8年目。
出会った当初からまるで長年担当してくれているスタイリストさんの様に私の髪質や癖、ボリューム、頭の形、全てを瞬時に見抜いてくれ、しっくりくる髪型に仕上げてくれます。
時間をかけながら丁寧に丁寧に髪を切っていくプロセスは初めて施術してもらった時から今も変わりません。
ケイタさんにお任せするようになってから、髪型を褒められることが断然多くなりました。友達や職場でいつも顔を合わせている人たち以外にも、通りすがりの人までもが『I love your heir style! Very nice!!』と言ってくれるのはやっぱり嬉しいものです。
ヘアサロンのメニューとこだわり
現在ローレルバワリーにて提供されているメニューは:ヘアカット、ヘアカラー、ハイライト/バレイヤージュ、ヘアトリートメント、パーマ、縮毛矯正、ケラチントリートメント、ブロードライ、セット/アップスタイル、です。
日本、アジア、米国で経験を積んだスタイリストたちが日本の高度な技術をベースに行うスタイリングは、日本人だけでなく、現地のクライアントからも大変高い評価を受けています。
特に『こうなりたい』『こんな風にしたい』と言うクライアントのこだわりにじっくりと耳を傾け、細かい要望まで時間をかけながらスタイリングを行う方法は、トップのケイタさんを始め、ここで働くスタイリストさん全員に共通するやり方です。
ローレルバワリーでは2018年のオープン当初から一切広告を出していません。
それでも口コミでお客さんが後を絶えない理由のひとつに、このクライアントの要望にとことん寄り添ってくれる姿勢が挙げられます。
そんなローレルバワリーが目指すのは『見た目だけでなく、内面からの美しさと幸福感を引き出す空間を提供する』こと。
技術の高さはもちろんの事、施術をしている間のゆったりとした居心地の良さもこのサロンの魅力のひとつとなっています。
私たちはお気に入りのファッションやお化粧で外見が綺麗になると、気分もぐっと上がりますよね。特に髪型は外観を決める大きな要素だけに、内面への影響がとても大きいのです。
髪型がきまることで生まれる内側からの自信や喜び、ワクワク感はその人の輝き=美しさに繋がります。
実際にローレルバワリーでヘアメイクをしてもらうと、自宅に戻ってからも、そして髪が伸び始めてからも『きまる髪型』が続きますよ!
男性にも女性にも自信を持っておすすめ出来るヘアサロンです。次回ヘアカットのタイミングが来たらぜひ試してみてはいかがでしょうか。
お店・ウェブサイト情報
Laurel Bowery Salon(ローレルバワリー)
所在地:20 East 1st Street, New York, NY 10003
TEL: (212)-664-0664
営業時間:火~金11:00am-20:00pm、土日10:00am-19:00pm (月曜定休)
最寄り駅:2nd Avenue. (地下鉄 Ⓕ)
ウェブサイト:オフィシャルサイトへ