2021年5月18日(火)JFK発のJAL5便で日本に帰国しました。
現在、帰国の際に一番頭を悩ますことと言えば72時間前の陰性証明書の取得ではないでしょうか。
どこの病院で受けるか、検査が出るまでどれぐらい時間がかかるのか、金額はいくらか、日本が定める陰性証明書のフォーマットに対応してくれるのか、等々、色々不安になりますよね。
今回のブログでは72時間前の陰性証明書に対応してくれる医療機関と実際に検査を受けた時の様子などをまとめたのでシェアしたいと思います。
このブログに記載されている情報は2021年5月1日時点のモノです。また、日本の陰性証明書に対応してくれる医療機関を全て網羅している訳ではないことをご了承ください。
日本の陰性証明書に対応してくれる医療機関
下記は私が実際に電話で問い合わせをしたり来院して確認を行った医療機関です。
病院名 | 費用* | 日本版 陰性証明書対応 | 結果が出るまでの 時間** | 営業日 |
---|---|---|---|---|
20 East Medical 212-557-4646 | $160 | Yes | 48H | 月~金 |
Iwahara内科 212-879-2328 | $175 | Yes | 24~48H | 月~金 |
Japanese Medical Care 212-365-5066 | $300 | Yes | 0.5~1H | 月~土 |
Mount Sinai東京海上 212-889-2119 | $305 | Yes | 24~48H | 月~金 |
StatCare 917-310-3371 | $245 居住者は無料 | Yes | 48H | 7days |
*費用はいずれも保険が無い場合の金額(2021年5月1日現在)です。
保険がある場合は各保険会社へ問い合わせを!
**結果が出るまでの時間をギャランティーしていない病院もあります。
最新の情報に関しては予約を取る際に直接病院にご確認ください。
その他、注意点としては:
- 日系は週末がお休みの病院が多いため、月、火、水曜日のフライトに対応できるところは限られている
- 仕事の関係上、土曜日出発の人が多いため木曜日の検査は比較的混みやすい
- 検査で取得されたサンプルは1日に2回(昼12時ごろと夕方5時ごろ)業者がピックアップしに来る。その為同日でも検査を受ける時間によっては結果がでるタイミングが若干遅くなる場合もある
- 検査予約をキャンセルした場合、キャンセル料が発生する病院もある
- 支払方法(現金、カード、等)要確認
私は最終的にフライトが火曜日となったため、米系のStatCareで検査を受けることにしました。
居住者なら無料で検査が受けられるStatCare
StatCareの存在を知ったのは日本の陰性証明書に対応してくれる医療機関を探していた際に、たまたま見つけたFecebookの『ニューヨーク情報共有』サイトに載っていた投稿記事からでした。
まずはその投稿をされていた方にこのブログを通してお礼と感謝を伝えたいと思います。役立つ情報をシェアしてくださり、本当にありがとうございました!
StatCareの診療所はマンハッタン、ブロンクス、ブルックリン、ロングアイランド、そしてクイーンズの各地にあります。
場所によって診療時間は若干異なりますが、年中無休で対応してくれるので便利です。
そして一番のポイントはStatCareでは居住者の検査は無料で行われていること(免許証等、居住者であることが判る IDが必要)。
ただし、日本の陰性証明書を対応してくれるところは診療所によって限られていることと、検査結果が出てくる時間はギャランティーされていないことには注意が必要です。
日本の陰性証明書に対応してくれることが判っているのは、今のところ下記の2ヵ所:
●StatCare Astoria
●StateCare Jackson Heights(➡実際に私が試したところ)
StatCareの公式サイトはこちらから
StatCare Jackson Heightsでの実際の検査と結果を得るまで
下記は私が実際に検査を受けてから出発するまでのタイムラインです。
5/15 (土) | 5/16(日) | 5/17(月) | 5/18(火) |
3:00pm | ー | 8:00am | 1:25pm |
検査日 | ー | 結果判明 | 出発日 |
検査日
予約時間の5分前に診療所に到着。
まずは受付で名前とアポを取った時間を告げます。
『あそこに並んで』と、受付の隣の列を指差して言われた場所には既に3人ほど並んでいました。
しかし、特にアポを取っているからと優先されることは無く、来た順に検査を受けていく状態でした。
順番がきて診療室に入ると名前などの個人情報や検査を受ける理由を確認されます。その際、プリントアウトしておいた日本の陰性証明書を見てもらいながら下記の3つをドクターと一緒に再度確認させてもらいました。
- 証明書を記入してもらうのに問題が無いか
- これから受ける検査は証明書に記載されている方法で間違いないか
- 結果が判明する日にちと時間は予定通りか
検査自体はあっけないほど簡単に終わり、痛みや不快感は全く無かったです。
結果判明
結果が出ると言われた月曜日の朝8時過ぎには検査結果のE-mailを受信。
先日プリントアウトしておいた陰性証明書を持って再び診療所に出向くと問題無く記入してくれました(証明書を記入してもらう際のアポは不要です)。
記入済みの陰性証明書とは別にラボの検査結果も貰いましょう。
その際、陰性証明書に記入された内容がラボの検査結果の内容と一致しているかどうかの確認を忘れずに!
特に『結果判明日』と『検体採取日時』の箇所に正しい日時が記入されているか注意です。私の証明書にはCollection Date and Timeの箇所にReceived Date and Timeが書かれていた為、訂正してもらいました。
StatCare-オンラインでの予約方法
ジャクソンハイツのStatCareでは、予約なしのWalk-inでも検査を受けることが可能です。
もし初診で且つ予約を取りたい場合は受付での対応はしてもらえないので、オンラインで行います。
私は万が一希望する時間に検査が受けられず、結果が出るのが遅くなるのが心配だったので予約をしました。
オンラインで予約を取る場合は同時に登録(=アカウント開設)をすることになります。
StatCareの公式サイトはこちらから
『Rapid Only』や『Rapid and PCR』等、他にも選択肢がありますが渡航用は『PCR only』でOK(事前来院時に受付にて確認)。
AstoriaとJackson Heights以外の診療所で受ける場合は日本の陰性証明書に対応してもらえるか事前に要確認!
居住者は基本的に無料なので、この入力はあくまでもギャランティーの為であり通常はチャージされることは無いとのこと(事前来院時に受付にて確認)。
オンラインの手続きが完了すると、登録したメールアドレスにコンファメーションが届きます。
以上、72時間前の検査と陰性証明書に関してでした。
皆さんの帰国がスムーズにいきますように!