2019年の11/19~12/6まで、南米のチリとペルーを旅してきました。
今回の旅の目的は、星で有名なアタカマ砂漠、町中がアートのバルパライソ、自然が生み出した秘境マーブルカテドラル、そして空中都市マチュピチュを訪れること。
サンペドロ・デ・アタカマはアタカマ砂漠のオアシスとも呼ばれ、観光拠点となる町です。
町自体の見どころは少ないですが、小さな個人商店が集まっているので、じっくりとお店を見て回ったり、日干しレンガと石で作られたテラコッタ色の街並みを散策するのも楽しいです。
今日は町の様子も兼ねて、サンペドロ・デ・アタカマで人気のベーカリーをご紹介します。
下記ブログの内容は2019年11月時点での情報となります。
使用している為替レート:
1チリペソ(CLP)=0.14円
町全体の様子
サンペドロ・デ・アタカマは半日もあれば見て回れる小さな町です。
町の中心となるのがPlaza de San Pedro de Atacamaと呼ばれる広場(地図のピンの箇所)
木陰で一休みしたり、集まってゲームやおしゃべりしたりと、地元民や旅行者がのんびり過ごしている憩いの場です。
この広場のすぐ隣にはスペインの植民地時代に建立されたと言われている、砂漠らしい素朴なサンペドロ教会(Iglecia San Pedro)が静かに時を刻んでいます。
教会の中を見学してから、今回アタカマ砂漠に来れたことへの感謝と南米旅行が無事終わるようにお祈りをしました。
広場と教会から道を1本隔てた北側にはお土産屋さんのモール(Feria Artesanal San Pedro de Atacama)、反対の南側には町で一番の賑わいをみせる"カラコレス(CARACOLES)通り"があります。
カラコレス通りは町のメインとなる商店街で、レストランやカフェ、ツアー会社、お土産屋がひしめき合い、常に人通りが絶えません。
両替が必要な場合はこのカラコレス通りからトコナオ(TOCONAO)通りを南側に進むと『Cambio』と書かれた看板を掲げた両替所がまとまって並んでいます。
地元の住民以外はほぼ旅行者のせいか、サンペドロ・デ・アタカマの町は穏やかな雰囲気で治安も良かったです。
人気のフレンチベーカリーでひと休み
宿の朝食で一緒になったフランス人のご夫婦が、近くに美味しいベーカリーがあると教えてくれたので、町を散策しながら行ってみました。
お店の名前は“FRANCHUTERA”。
調べてみると、アタカマ砂漠でオススメのカフェとして雑誌等にも掲載されている、本格的なフレンチベーカリーです。
町の広場からは東へ5分ほど歩いた、ルート23上にあります(↑上の地図参照)。
店舗が道路には面していないので、路上に置かれた立て看板が目印です。
この看板の所から入って奥へ進んで行くと、古くから南米地域に自生している”チャナールツリー”と呼ばれる木の下にテーブルとベンチが並んだテラス席が見えてきます。
テラスの奥に佇んでいる店内では、色も形も様々な沢山のバゲットが並べられた壁を背にして、フレンドリーな店員さんが笑顔で迎えてくれます。
バゲットの他にはクロワッサン、パン・オ・ショコラ(チョコクロワッサン)、ペーストリー、ピザやサンドイッチまで揃っていて、お持ち帰りも可能です。
価格帯は800~7,500チリペソ(112~1,050円)と、物価の高いアタカマ砂漠の中ではリーズナブル。
英語でやり取り出来る店員さんもいるので安心です。
さっぱりしたものが食べたい気分だったので、メニューの中から、フムスと野菜のバゲットサンドをオーダーしてみました(フムス=蒸したひよこ豆に調味料を加えてペースト状にした中東の料理)。
フレッシュなもちもちのパン生地に、3種類のペーストを好みでつけながら頂きます。
旅行中は野菜不足になりがちなので、砂漠にいながらにして新鮮なお野菜をたっぷり取れるのが嬉しくなるバゲットでした。
支払は現金またはクレジットカード(マスター、ビザ、アメックス、ダイナースクラブ)が可能です。
朝7時からオープンしているので、アタカマ砂漠を訪れる際はぜひチェックしてみて下さい!
LA FRANCHUTERIA
住所:Gustavo Le Paige 527, San Pedro de Atacama, Antofagasta, Chile
オフィシャルサイトはこちらから
今日も素敵な1日になりますように。