2019年の11/19~12/6まで、南米のチリとペルーを旅してきました。
今回の旅の目的は、星で有名なアタカマ砂漠、町中がアートのバルパライソ、自然が生み出した秘境マーブルカテドラル、そして空中都市マチュピチュを訪れること。
クスコは大観光地なだけあって、ドミトリースタイルから高級ホテルまで市内だけでも何百件もの宿があります。
そんな中、色々調べて決めたのが今回ご紹介するカミラ・ロッジ(Kamila Lodge)です。
建物自体は古いですが、掃除が行き届いていて、朝食が美味しく、好立地、そして価格がリーズナブルなおすすめの宿です。
宿のロケーション
クスコの町はその地形柄、坂道や階段が多いので宿まで行くのが大変なところもある様です。
カミラ・ロッジはとても緩い傾斜に立地していて、坂道を歩いている感覚はほとんどありません。市内の各観光スポットまでも歩いて5~20分位と好立地です。
例えば、アルマス広場とその周辺に行くならばおよそ10分。サンペドロメルカド(市場)や、オリャンタイタンボ行きのバスが出るパビトス通り(Calle Pavitos)までは5分ほどで行くことが出来ます。
宿の入り口があるのは小売の衣料品店や靴屋が並ぶペラ(Pera)通り。
特に商用の看板は出ておらず、大きな青いドアが目印です。
青いドアをくぐり抜けると、その奥に2つ目の扉があります。
この2つ目の扉は常に鍵がかかっていますが、ブザーを鳴らせばすぐに開けてもらえます。ただし、開錠してくれるのは深夜までなので、遅くなる場合は注意しなければなりません。
入り口は賑やかな通りに面しているものの、宿自体は奥まった場所にあるのでとても静かです。小さな中庭もあります。
客室とバスルーム
カミラ・ロッジにはマチュピチュに行く前と行った後に1泊ずつ滞在しました。
両日ともダブルルームのプライベートバス付きのお部屋を予約。同じタイプの部屋でもパテイオはある場合と無い場合があります。
部屋はアンティーク調のフローリングで8畳ほどの大きさ。掃除が行き届いていてとても清潔です。
フルサイズのベッドが1つ、ベッドサイドテーブル、椅子、テレビが備わっています。収納棚が大きく、ハンガーが十分あるので荷物が多めでも置き場に困りません。
バスルームはタブ無しで、シャワーは固定式です。
少し時間は掛かりますが、熱いお湯が出て、水圧もOKでした。
アメニティーはシャンプーとリンス(小ボトルでは無くパウチ)、石鹸、バスタオル。
ドライヤーは無いです。
夜濡れたまま寝るのは避けたかったので、私は朝髪を洗って町歩きをしている間に自然乾燥させてました。
南米ではトイレにトイレットペーパーは流せません。配管が詰まってしまうのでペーパーは傍にあるゴミ箱に捨てましょう。
Wifi
無料のWifiが使えます。メールや調べもの等、問題無くサクサクつながりました。
コンセントは枕元の他にもう1カ所あるので充電も困りません。
ペルーの電圧は220ボルトでプラグはAタイプ(平2つ穴)、Cタイプ(丸2つ穴)、またはSEタイプ(丸3つ穴)です。私が実際に見たのはAとCタイプでした。カミラ・ロッジはCタイプです。
朝食・共用キッチン
朝食の時間は7:00am~9:00am。
建物の1階にある共用のキッチン・ダイニングでサーブされます。
メニューは、パン、チーズ、ハム、ほんのり甘いパフ、果物(バナナ、リンゴ、オレンジ等)、バター、ジャム、オレンジジュース、お茶。
コカ茶を含め、お茶類はお茶パックと熱湯が常に用意されていて、いつでも飲むことが出来ます。
この宿で一番印象に残ったのが、スタッフさんたちが共用スペースを頻繁に掃除していたコト。西洋スタイルで室内は土足なので特に床は汚れやすいのですが、1日に何度もモップで磨いてくれているので、常にピカピカでした。
また、朝食をサーブする直前までは食卓用の蚊帳(虫よけカバー)が使用されています。食に対する衛生面にも気が配られていて好印象でした。
チェックイン/アウトと支払
チェックイン:12:00pm~
チェックアウト:10:00amまで
宿泊費の支払は現金のみ(ソル/米ドル)。
マチュピチュに行っている間、不要な荷物は鍵のかかる部屋に無料で預かってもらえるので安心です。
宿のオーナーを始め、働いている人たちがとても素朴で温かいのもカミラ・ロッジのおすすめポイントです。クスコに行かれる際はぜひチェックしてみてくださいね。